洗面所に【乾太くん】を置きたいと思うんだけど、
設置台って自分たちで作れないかな?
純正の専用台とかも売ってるみたいだけど、
どうして作りたいの?
できるだけお金かけたくないのと、
あとは【乾太くん】を置くだけじゃなくて、フックつけたりとか
他の用途もあればいいなと思ってね。
狭いから無理なのかな?
そんなことないと思うよ。
じゃあ一緒に考えて作ってみようか。
うん!作ってみよう!
ということで衣類乾燥機の設置にむけて設置台をDIYしてみました。ちなみにわが家の洗面所の広さは約1坪タイプと思われます。素人制作なので安全性など保証できませんが、参考までにどうぞ。
すごーい!
これなら柱を利用してフックとかもつけることができるね!
そうだね。少し圧迫感はでるけれど、
今回はこのかたちのもを作ってみようか。
使用した道具
- ドリルインパクト
- 水平器
- メジャー
わが家ではインパクトのドリルアタッチメントなどは100均のものを使いました。
道具は大事だね。
使用した材料
- 2×4材(柱用) 4本
- 2×4材(棚受け用) 2本
- ラブリコ2×4用アジャスター 4個
(使用荷重20kg/柱1本あたり)のタイプのものを使用。 - 棚板(今回は厚み15mmを使用) 1枚
- 木用ビス 2×4材(棚受け用)設置用 今回は16本使用。
(2×4材が35mmあるので50~60mmくらいの長さのものを使用) - 木用ビス 棚板設置用 今回は4本使用。
(棚板15mmのものを使ったのでそれ以上の長さのものを使用)
ラブリコってホームセンターのDIYコーナーとかによく売ってるね!
知ってる!たしか床と天井などで突っ張って柱を立てるためのモノだよね?
そうだね、このラブリコを使って今回は台を作ろうと思うんだ。
ちなみにラブリコを使う時は、取扱説明書や注意事項をよく確認してね。
平らな場所じゃないと使えないとか、柱の長さの限度もあるからね。
材料は全て近くのホームセンターで購入しました。木材は購入したときについでにカットまでしてもらうと簡単です。いつも行くホームセンターは1カット50円でしてくれます。今回かかった材料費は全部で14,000円程になりました!
材料費だけだとやっぱりDIYした方がお得そうだね。
それにおうちで木材を加工するのも大変だから買った時にカットしてもらえば負担が減るね!
でもサイズとかはどうするの?
採寸は確かに重要だね。
次の事前準備で説明しているみたいだよ。
事前準備
材料を買いに行く前に自宅設置スペースの採寸をします。
① 床から天井までの高さを測ります。
ラブリコを取り付けるため、高さから―95mmした長さが2×4材(柱用)4本の寸法になります。(ラブリコやその類似品などの使用には、ものによって差し引く長さが違うので、取扱説明書や注意事項などをよく確認してください。)
うわっ!細かいね!
そうだね。
でもそうしないと簡単に柱を立てれないんだよ。
なるほど、それもそうだね。
② 棚板と2×4材(棚受け用)の寸法を決めます。
乾太くんを直接置く棚板の寸法を決めます。
乾太くんの下には洗濯機も設置できるようにするので、洗濯機の寸法や排水溝の位置などもよく確認します。
【乾太くん】よりも洗濯機の方が大きい場合は、
洗濯機の寸法に合わせなきゃいけないということだね。
乾太くんの型式によっては製品寸法が異なると思うので、カタログなどで製品寸法と上左右面の最低離隔距離などを確かめてから、棚用板の寸法を決めてください。
参考までにわが家では下記のようになりました。
・設置製品RDT-80 (幅650mm 奥行641mm 高さ684mm)(最低離隔距離 上左右面45mm)
・棚板 幅690mm × 奥行き700mm
わが家ではスペースの関係で幅690mmが限界でしたが、もう少し余裕があった方が設置などが楽になったと思います。上面は最低離隔距離は45mmですが、排湿管(壁に穴をあけ、湿気を逃がす管)を設置しなければいけないので、製品上面から天井までの距離は見積もりにきた業者などに確認することをおすすめします。ちなみにわが家では製品上面から天井の距離は約300mmでした。下の写真を参考にしてみてください。
なるほど~煙突みたいだね!
ここのスペースが足りないと、排湿管を設置できなくなるかもってことだね。
よく相談しないとね。
棚板の寸法が決まれば、奥行の長さが2×4材(棚受け用)の長さになります。
例 : 棚板寸法 → 幅690mm 奥行700mm の場合
2×4材(棚受け用)寸法 → 長さ700mm になります。
③ 床から棚板までの高さを測ります。
これは使用している洗濯機によって異なると思います。②で説明した排湿管設置の兼ね合いもあると思うのでよく確認してください。ここはギリギリよりかは少し余裕をもった高さが良いかと思います。
棚板より下は洗濯機を収納できるか、
棚板より上は【乾太くん】を収納し排湿管設置できるかということの確認だね!
棚板の下には2×4材(棚受け用)があることを忘れずにね。
あまりギリギリの高さにしてしまうと、この2×4材(棚受け用)が邪魔して
洗濯機が入らなかったり、蓋が開けられなくなってしまうから注意しよう。
そうだね、作ったのはいいものの
『洗濯機の蓋が開けられない!』
『乾太くんは入ったけど排湿管が設置するスペースがない!!』
などにならないように設置してもらう業者さんにも確認しておいた方がよさそうだね。
同時にコンセントや給水栓、ガス栓や排水溝の位置も確認しておいた方が良さそうだね。
わが家の洗濯機を置くスペース。
奥にあるのがガス栓、右にあるのが排水溝。
組み立てる
いよいよ組み立てだね、緊張するな~
寸法さえしっかりおさえていれば、完成まであと少しだね。
① まず2×4材(柱用)にラブリコを取り付けて柱4本を立てます。
この時、事前準備②の棚板が収まるように幅と奥行を確認しながら固定します。
さっき測った棚板の幅と奥行のことだね!
ラブリコは緩めると簡単に外せるから位置の調整はしやすいかもね。
② 事前準備③の高さの位置に2×4材(棚受け用)を木用ビスで仮止めします。
次に2×4材(棚受け用)を水平になるように調整します。この時、水平器などがあれば簡単に調整できると思います。調整後しっかりビスで固定します。わが家では柱1本につきビス4本計16本使い固定しました。
洗濯機が入るかな、給水栓がとれるかな、
色々と確認したけど緊張するね。
ここが水平を保ててないと、上にのせる棚用板も水平にならないからね。
一つずつ確認しながら組み立てよう。
それにビス止めする時は最初にドリルで穴をあけてからビスを打ち込んだ方が
やりやすいよ。
③ 棚板をのせてみて問題なければビスで固定し完成です。
この時再度水平器で確認するとわかりやすいです。わが家では棚板の四隅にビス各1本計4本を使い固定しました。
乾太くんをのせるとこんな感じになります。
リンナイのホームページの【乾太くんをご検討の方へ】のページ内にプロが作成した設置図面やオリジナル棚の注意事項など記載されているのでそちらも参考にされると良いと思います。
やった!完成です!素敵!
どこにフックとかつけようかな~
確かに転落防止材があった方が安心だね。
ということで、今回は衣類乾燥機の設置にむけて設置台をDIYしました。
わが家では色々考えた結果、自作台をつくることにしましたが純正の専用台を使用した方が簡単で良いという考え方もあるかと思います。設置台で悩んでいる方の参考になればと思います。
乾太くんを実際に使ってみた使用感や感想など、下の記事も参考にしてみてください。
余談ですが乾太くんを置くと後ろの小窓が使えなくなると気づきました。明かりがとれなくなるのは致し方ないと思いますが、出来れば風通しだけでもできればと思い、台を制作前に窓枠をプチリフォームしました。その詳細はまた別の機会に紹介しますね。随時更新していくつもりなのでよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ありがとう!またね!
お疲れさまでした、ありがとう。またね。
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