『もうすぐ小学生になるのけど身長がまだ100cmないな』
『ランドセルを背負って登下校出来るか心配だな』
そんな不安を持つ親御さんに、あくまで個人の経験と見解になりますがランドセル選びの参考になればと思います。
我が子は、SGA児(在胎期間相当の体格よりかなり小さく生まれた新生児)として生まれ、小学生になった今も低身長児として病院などのフォローアップを受けています。
小柄な子ってランドセルを背負うだけでも大変そうだね。
学校まで歩く距離が長いともっと心配!
筆者の子供も入学時の身長が98cmしかなかったんだって。
その経験を活かしてランドセル選びのポイントを教えてくれてるよ!
低身長のお子さんのランドセル選びのポイント
- 大事なのは軽さよりも背負いやすさ
- 口コミに振り回されないで!
- 背負いやすいランドセルとは?
- お子さんにとって使いやすいか
大事なのは軽さよりも背負いやすさ
え?小柄な子にとっては軽さの方が大事じゃない?
私も始めはランドセルの【重さ】を調べて少しでも軽いものをピックアップしていました。
でも鞄メーカーのサイトを見ていると、どうも軽さよりも背負いやすさを重視する方が子供にとって軽く感じるらしい、と分かったんです。
とにかく登下校が少しでも楽になるようなランドセルを!と思って背負いやすさも含めて決めました。
ですが、それでも使っていく中で「ここも選ぶときに見ておけば良かったな」と感じたことがありました。
今回はその経験を踏まえて、これからランドセルを探される方々の選ぶポイントとしてお伝えできたらと思います。
口コミに振り回されないで
口コミはあくまで参考程度にとどめること。
当たり前のことなんですが、背丈も体格もお子さんによって様々ですから、背負いやすいランドセルはその子によって違います。
口コミで高評価でも我が子にとっては違うかもしれません。
小柄なお子さんだと特に一般的な高評価が当てはまらないことがあるのかな、と思いました。
調べて選ぶことよりも、足を運んで選ぶことに時間をかけてあげたほうがお子さんにぴったりのランドセルに出会えるはずです。
まずは近くのショッピングモールでもいいのでいくつかのメーカーのランドセルを実際にお子さんに背負わせてみることをおすすめします。
~小柄な子あるある~
後ろから見るとランドセルが歩いているように見える。
背負いやすいランドセルとは?
背負いやすいランドセルってどこをみたらいいの?
それはね、子供が背負ってみて楽に感じること!
店頭で試しに背負ってみるときにいくつかポイントがあるからやってみてね。
試すときのポイント!
- 肩ベルトをお子さんのサイズに調節する。
- 肩ベルトがずり落ちないか確認する。
- ランドセルの位置を確認する。
- ランドセルと背中の間に隙間がないか確認する。
- 最後にお子さんに楽か聞いてみる。
①肩ベルトをお子さんのサイズに調節する
店頭に置いてあるランドセルは小学1年生の平均身長に合わせてあることが多いので小柄なお子さんにとってはそのまま背負わすと大きく感じるかと思います。
試すときは肩ベルトの長さを調節してから背負うことをおすすめします。
経験上、まずは一番小さくなる穴に合わせてあげるといいです。
そこから一つずつ穴を変えてみてお子さんがきつくないと感じるくらいに合わせてあげてください。
②肩ベルトがずり落ちないか確認する
ランドセルの種類によっては肩ベルトを調節してもお子さんの肩幅が狭いため肩ベルトが肩からずり落ちそうな物もあります。肩にベルトがちゃんと乗っているか確認しておくといいです。
③ランドセルの位置を確認する
ランドセルが肩よりも低い位置にあると重心が後ろにいき重く感じやすくなるそうです。
横から見たときにランドセルの上部がお子さんの肩の位置と同じか少し上くらいにいるか確認してみて下さい。
④ランドセルと背中の間に隙間がないか確認する
背中と密着している方が安定して背負いやすくなるそうです。
背負って走ってみるとその違いがよくわかりますよ。
⑤最後にお子さんに楽か聞いてみる
最後にお子さんに背負ってみて楽かどうか聞いてみてください。
肩や脇や背中、腰などに強く当たって痛いところがないかも確認します。
いくつか比較するときも『どれが背負いやすい?』と聞いても子供は何が背負いやすいかわからないので、『どれが背負っていて楽?』と聞いてあげるとお子さんも答えやすいと思います。
✖『どれが背負いやすい?』
◎『どれが背負っていて楽?』
売り場にもし【重り】があったらランドセルに入れて歩かせてみます。
低身長のお子さんの場合、慣れない重さのランドセルで体の重心が後ろ寄りになってしまう子もいます。
その時は山登りをするように少し前かがみの姿勢で歩いてみるよう伝えてみてください。
登山をしたことがある人なら知ってる
身体への負担を軽減させるコツがランドセルでも活かせるんだね!
長女の場合は肩ベルトが少し幅広で落ちそうになるので下記画像のように肩ベルトを握って担ぐように登校していました。
肩幅の狭い子は肩ベルトのサイズ感を特によく見てあげるといいと思います!
お子さんにとって使いやすいか
あとはお子さんに一人でも背負うことができておろすこともできるかさせてみてください。
我が子の場合ですが、始めはそれも難しくて手助けしていました。
家だと親御さんが手伝ってあげられますが、学校では一人でしないといけないですよね。
机に置いて腕を通してから背負うなど一人でも背負えるやり方をレクチャーしてあげてください。
力同様に手先の器用さにも個人差があると思うので、ランドセルの開け閉めが容易にできるかも確認しておくといいかもしれませんね。
最後に
お子さんにとって初めての学校なだけに不安も多いと思います。
スタートダッシュはその子にとって扱いやすいものを揃えてあげることで自信をもって学校生活を過ごせる手助けになるといいですよね。
私の住む地域では教科書も基本置き勉なので学校側もランドセルが重くなりすぎないように配慮してくれています。
ただ夏休みなどの長期休暇に入るときにはどうしても持ち帰るものが増えてしまいます。
わが家では「無理に持って帰らないでいいからね」と伝えています。
後日学校に取りに行ったり、通知簿渡しや保護者面談のときなどの機会に持ち帰るなど学校とも相談して持ち帰る方法を決めておくといいかと思います。
登下校以外のことでも小柄なお子さんが安心安全に学校生活を送れるよう、学校側とも相談しながらお子さんをサポートできるといいですね。
最後まで読んでくれてありがとう!
またね!
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